代表理事挨拶

国際的な人材確保競争が激化する中、日本はその競争において遅れをとっているという状況が見受けられます。このため、留学生の受け入れが不可欠になっています。日本は「留学生40万人計画」を通じて多くの留学生を受け入れてきましたが、言語や文化の違い、生活環境への不安や不満が定着する上での課題となっています。行政、関係機関、民間企業間の連携や情報共有が不十分であり、これらの問題の解決には至っていないのが現状です。

この課題に対応するため、「外国人留学生支援KAKEHASHI」が設立されました。多様な業界からの有志企業が参画し、留学生が快適に生活し、学べる環境やサポート体制の整備を目指しています。これにより、日本は「留学生に選ばれる国」としての位置付けを強化し、積極的に留学生を誘致することで、日本の魅力を向上させることが期待されています。留学生にとって住みやすい国として日本の魅力を発信することは、深刻な人口減少と労働力不足の解消にも寄与するでしょう。
「外国人留学生支援KAKEHASHI」は、留学生と日本を結ぶ架け橋となり、留学生を支援し続けていくことを目指しています。

代表理事