日本の給料事情　源泉徴収・年末調整とは？

〇源泉徴収・年末調整って？

日本で働き始めてから初めて給料が振り込まれる時、入社時に聞いていた金額と、振り込まれていた金額が違うことに驚く方もいるかもしれません。

入社時に伝えられる給与は、所得税や住民税などの税金が引かれる前の金額で、税金が引かれた残りが「手取り額」（実際に受け取る額）になります。
このように、毎月の給与から税金の分を予め会社側が引くことを「源泉徴収」と言います。

ただ、源泉徴収はあくまでも仮計算をしたものです。毎月の源泉徴収では実際に徴収されるべき税金額と誤差が生じることがあるので、毎年12月に「年末調整」を行い、税金支払いの過不足がないか計算をします。

〇必要な手続きは？

一般的には、年末調整に必要な書類を決められた時期（11月ごろ）に会社に提出すれば、従業員側の手続きは完了です。

個人事業主の場合や、年収が一定額を超えている場合など、別途で手続きが必要なケースもあるので、疑問がある方は税務署や会社の担当部署に相談するとよいでしょう。

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